「1階って家賃が安いけどなんでだろう」「防犯面を考えると2階以上がいいって本当なのかな」このような不安や疑問を持っている人は多くいます。
賃貸住宅に住むとき、低層階にするか高層階にするか悩ましいポイントでしょう。
今回は、賃貸住宅に住むときに1階を選ぶと良いポイントを解説していきます。
引越しを検討している人は参考にしてみてください。
賃貸住宅の1階に住むメリット:家賃
1階に住む最大のメリットは、家賃の安さでしょう。
間取りや広さなどは同じでも、2階以上だと家賃が数千円高いことは多くあります。
賃貸住宅は住んでいる間、ずっと家賃支払いが発生します。
そのため毎月の固定費として支払金額を下げたい人は多いでしょう。
同じ間取り、同じ広さで月数千円変わるのであれば、年間支払額を比べればかなりお得に住めることが分かります。
賃貸住宅の1階に住むデメリット:防犯
1階に住むとなると、気になるのは防犯面でしょう。
2階以上と比べると不法侵入などが起こりやすいのは事実です。
賃貸住宅の立地次第では、生活している様子が見られてしまうなど、プライバシー面でも対策が必要です。
1階に引越すことを検討している人は、遮光カーテンの購入や防犯フィルムなどの防犯グッズを購入するとより安心でしょう。
賃貸選びのときは、セキュリティ設備や管理体制、周辺環境のよい場所を選ぶようにしましょう。
また、細かい部分ですが表札を出さない、苗字のみの表札を出すなど、マンションやアパートの規定内で防犯対策できるように検討しましょう。
賃貸住宅の1階に住むメリット:引越し
これは意外に思う人もいるかもしれません。
業者による荷物搬入の場合、高層階に行くほど代金が高くなる傾向にあります。
これは、搬入による人員を増やす必要があったり、搬入時間が長引くことが理由です。
また、1階に住む場合は大型家具などベランダから搬入できますが、2階以上の場合クレーンを利用しなければならない場合もあります。
クレーンを利用すると通常の引越し料金以外に、追加で費用が掛かり大きな出費になります。
今後一生同じ賃貸に住み続けるのであれば引越し搬入の1回、もし退去するならば搬入と搬出の2回分の費用です。