不動産を購入する際には、さまざまな種類の必要書類を準備しなければなりません。
はじめて購入する方にとっては、どのような書類が必要なのか分からず不安ですよね。
そこで今回は、不動産の購入を検討している方に向けて、不動産購入時に準備する必要書類の種類や印鑑についてご説明します。
不動産購入時の必要書類1:どんな種類がある?
不動産を購入する際に書類が必要になるタイミングは6回です。
それぞれの段階に分けてお伝えしますね。
購入の相談をする際
●本人確認書類
不動産会社が用意する申込書に添えて提出します。
住宅ローンの事前審査を申し込む際
●本人確認書類
●収入証明書類
●物件の概要を記した書類や図面
●その他の借入の残高証明書
売買契約を結ぶ際
●本人確認書類
住宅ローンを申し込む際
●借入申込書
●団体信用生命保険申込書兼告知書
●本人確認書類
●収入証明書類
●住民票
●印鑑証明書
●物件に関する書類(売買契約書・重要事項説明書の写し、建築確認済証、登記事項証明書など)
●その他の借入の返済表
住宅ローンの契約をする際
●抵当権設定契約書
●住民票
●印鑑証明書
引き渡しの際
●住民票
●印鑑証明書
このように、たくさんの必要書類をそれぞれのタイミングで提出しなければなりませんから、前もって準備しておいてくださいね。
不動産購入時の必要書類は?3種類の印鑑が必要!
不動産を購入する際には、物件の申込書・住宅ローンの申込書・売買契約書など、たくさんの書類に署名・捺印します。
認印・実印・銀行印の3種類が必要ですので、前もって準備しておきましょう。
●認印…購入申込書・保険の申込書・引き渡し時の確認証など
●実印…売買契約書・登記手続き・住宅ローン申込書・住宅ローン契約書など
●銀行印…保険や住宅ローンの口座振替の手続き
不動産購入時の必要書類は?住民票は多めに準備しておこう!
不動産を購入する際には、住民票を提出する機会が何回かあります。
各自治体で取得するのが一般的ですが、最近はコンビニエンスストアでも取得可能です。
必要なタイミングで取りに行けばよいのですが、何度も足を運ぶのも大変ですから、最初に多めに取得しておくとよいですよ。
住民票は、同居している家族全員の続柄が記載されているものを取得してください。
「発行から3カ月間」と有効期限を決めているケースがほとんどですから、提出する際に期限が過ぎている場合は、新しく取得してくださいね。
同じく印鑑証明書も提出する機会が何度かありますから、住民票と一緒に取得しておくようにしましょう。