マイホームは人生で何度も購入できるものではありませんよね。
大きな買い物ですから、後悔しないためにも、どのような手続きが必要なのか、また注意点を知ってスムーズに進めていきましょう。
そこで今回は、不動産の購入を検討している方に向けて、購入する際の流れをご説明します!
不動産購入の流れ1:まずは注意点を知っておこう!
不動産の購入は、一般的に次のような流れで進みます。
●資金計画を立てる
●情報の収集
●見学・相談
●物件を絞り込む
●購入の申し込み
●住宅ローンの事前審査
●重要事項説明書・売買契約書の確認
●売買契約を結ぶ
●住宅ローンの正式申し込み
●内覧
●残金の支払い
●引き渡し・入居
流れの中での注意点として、不動産取得税や登録免許税など、購入価格の3%から7%の初期費用がかかることを頭に入れておいてください。
また重要事項説明の際には前もって内容を把握し、不明な点があれば確認してから契約してくださいね。
不動産購入の流れ2:内覧で物件をチェック!
建築中の物件の場合は、完成後に物件の内覧ができます。
内覧の日までに、間取り図を見ながら、家具の配置など生活をイメージしておくと、当日チェックしやすいですよ。
内覧では、契約と違う部分や内装に傷はないか、ドアや窓の開閉に問題はないか、設備に不具合はないかなど、しっかりとチェックしてください。
不具合や気になる部分があれば、引き渡しまでに解決してもらいましょう。
すでに完成している新築物件や、中古物件の場合は、見学の際にチェックしておくとよいですよ。
実際に引越して住み始める前に状態を確認し、気持ちよく入居しましょう。
不動産購入の流れ3:契約手続きは慎重に!
初めて不動産を購入する方にとっては、「売買契約はどのようにおこなうの?」と不安に思うかもしれません。
契約時には何をおこなうのか、具体的にお伝えしますね。
不動産購入の契約は、「不動産売買契約書」を用いて締結します。
不動産売買契約書は、売主・買主の双方に交付され、重要事項説明書とともに内容を確認し、問題なければ署名・捺印します。
買主から売主に対して、手付金を支払い、契約締結です。
手付金は、売買価格の約10%が目安ですから、早めに準備しておきましょう。
契約締結後、買主の都合で契約解除する場合は、手付金を放棄しなければなりませんし、違約金を請求される可能性もあります。
契約書や重要事項説明書の内容をしっかりと理解し、慎重に手続きをおこなってくださいね。