頭金ゼロ vs 頭金あり、結局どっちが得?住宅ローンで損しない考え方

「頭金はいくら用意しましたか?」
住宅購入の話になると、必ず出てくるこの話題。昔は「頭金を2割入れるのが常識」と言われてきましたが、最近は 頭金ゼロでも住宅ローンが組める 時代になりました。
では実際のところ──
「頭金ゼロ」と「頭金あり」どっちが得なのか?損しない選び方はあるのか?
この記事では、盛岡の住宅購入者の実情も踏まえながら、住宅ローンの頭金について現実的に判断できる視点を整理します。
頭金ゼロで買うメリット・デメリット
✅ メリット
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貯金を崩さずに家を買える
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家具・家電・引越しなど初期費用にまわせる
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急な出費(車検・教育費・暖房費)に備えられる
盛岡のような地方では 車2台持ち・冬の暖房費・子育て費 など、何かと固定費がかさみます。貯金をギリギリまで頭金に入れてしまうと、
「ローンは払えてるのに生活が苦しい…」
という **“ローン破綻ではなく“生活破綻”」**に陥る人もいます。
❌ デメリット
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借入額が増えるぶん 毎月の返済は高くなる
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金利負担が生涯で数十万円〜数百万円増える場合もある
頭金あり(1割・2割)で買うメリット・デメリット
✅ メリット
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借入額が減る=毎月の返済が安くなる
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金利負担が軽い=総返済額も減る
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借入審査にも通りやすくなる
❌ デメリット
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貯金が一気に減る
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家具・家電・外構費などに回せない
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「頭金いれたのに、結局生活がカツカツ…」となるケースも多い
【重要】「頭金を入れる」かどうかより**“何のために入れるのか”**が大事
頭金を入れる目的は
「借金を早く減らしたいから」なのか?
「月々の負担を下げたいから」なのか?
「安心したいから」なのか?
これによって「正解」が変わります。
盛岡のリアル|頭金よりも「生活防衛資金」を残す方が大事なケースが多い
たとえば…
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冬の暖房費が毎年想定以上にかかる
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車の買い替えが数年おきにある(2台が当たり前)
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子育て中は習い事・学費も増える
こうした「住んでからのお金」まで含めると、頭金よりも“現金を残す”ほうが賢い場合がかなり多いです。
結論:こう考えれば失敗しない
| タイプ | おすすめの考え方 |
|---|---|
| 貯金が少ない/これから子育てが始まる人 | 頭金ゼロ〜数十万円程度に抑えて、現金を残す |
| 貯金が十分あり、毎月の返済を下げたい人 | 頭金を1〜2割入れて月々を安定させる |
| 「とにかく早く繰上げ返済したい」タイプ | 頭金よりも繰上げ返済に回す方が効率的な場合も |
最後に|「頭金の額」より「家計の余裕」が大事
頭金を入れる=偉い
頭金ゼロ=無謀
というのは 昔の価値観です。
本当に大切なのは、
「支払える額で組むこと」ではなく「余裕を持って暮らせること」
頭金の判断に迷っているなら、数字の整理からお手伝いできます
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「頭金を入れたほうが得なのか、残したほうが安心なのか」
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「返済額と光熱費・生活費を合わせて考えたい」
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「銀行に相談すると“借りられる額”の話しかしてくれない」
そんな段階のご相談でも大歓迎です。住宅メーカーではないため、中立的な立場で冷静に整理できます。
電話:019-681-1717
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